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2026.07.28
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芸術学部,映像?ボイスクリエイターコース,国際交流?留学
大阪成蹊大学(大阪市東淀川区/学長 中村 佳正)芸術学部の辰巳 清教授が展覧監修を務める展覧会「千补百衲 被褐出尘(Thousand Mends and Hundred Patches)」が、2026年8月21日(金)より中国?浙江省杭州市の「良渚文化芸術中心」にて開催されます。
会場となる同施設は、建築家?安藤 忠雄氏が設計し、ユネスコ世界文化遺産「良渚古城遺跡」に隣接する複合文化施設です。本展は、中国の文化事業者?若耶溪(RUOYEXI Editions)が企画し、辰巳教授を展覧監修に迎えて実現する国際文化交流事業です。
中国雲南省を中心とする少数民族の民族衣装や手仕事と、日本のBORO(襤褸)に受け継がれる修繕?再利用の文化を結び、日中双方の手仕事と「循環の思想」を紹介します。共同で構成された会場では、限られた資源を生かし、ものを大切に使い続ける文化を通じて、持続可能な暮らしについて提示します。
なお日本からは、民俗学者?田中 忠三郎氏が収集し、辰巳教授が保存?継承してきた「田中忠三郎コレクション」より、貴重なBORO (襤褸)7点が特別出品されます。

今回展示されるBOROの一例
本展の背景と特徴
【歴史と現代が交差する会場で「循環」を捉え直す】
約5,000年前の文明を伝えるユネスコ世界文化遺産「良渚古城遺跡」に隣接する「良渚文化芸術中心」を舞台に、日中の手仕事に受け継がれた循環の思想を、過去から未来へと捉え直す試みです。
【再評価が進む日本の伝統文化「BORO(襤褸)」】
BORO(襤褸)は、江戸期から昭和期にかけて日本の庶民が布を継ぎ足し、繕いを重ねながら使い続けた衣類や生活布です。限られた資源を最後まで使い切る循環型の精神と美意識を伝える民俗文化であり、近年ではその造形性や持続可能性の思想が、アート?デザイン?ファッションの分野から 国際的に高く評価されています。
【海外11都市目の展示:辰巳教授によるグローバルな発信】
辰巳教授は、アミューズミュージアム(東京?浅草/2009?2019年)の館長としてBORO (襤褸)の保存?展示?発信に取り組んできました。同館閉館後も米国、英国、豪州などのミュージアムで展示監修を手掛けており、今回の杭州開催は同コレクションとして海外11都市目の展示となります。
【国際的な学術?展示実績】
2021?2022年にスウェーデン国立東洋美術館で開催された展覧会「BORO – The Art of Necessity」では、辰巳教授が作品貸与および学術顧問を務め、同展はスウェーデン美術館協会の「Exhibition of the Year 2021」を受賞しました。
開催概要
展覧会名: 千补百衲 被褐出尘 Thousand Mends and Hundred Patches
会期: 2026年8月21日(金)~8月23日(日)
会場: 良渚文化芸術中心1階?若耶溪ギャラリー(中国?浙江省杭州市)
企画: 若耶溪(RUOYEXI Editions)
展覧監修: 辰巳 清(大阪成蹊大学 芸術学部教授)
展示内容: 中国雲南省を中心とする少数民族の民族衣装や手仕事、日本のBORO(襤褸) 7点

展覧会ポスター