大阪成蹊大学のアクティブラーニング

従来の大学の授業では、先生の一方向的な話を学生がただ聞くだけという学びが一般的でした。しかし現代社会においては、そうした従来型の学びだけではなく、学生が能動的?協働的に学ぶことが強く求められています。
本学では、学生自身がリサーチや議論を重ね、課題解決を行っていく実践型の学修「アクティブラーニング」を促す授業を全学で実施しています。

  • 1

    「全授業」
    アクティブラーニングだから
    学生が参加したくなる

    写真

  • 2

    産官学連携PBL授業で
    企業?地域の課題に取り組み
    実践力を磨く

    写真

  • 3

    講義形式の授業も
    アクティブラーニングだから
    能動的に学べる

    写真

1.全ての授業にアクティブラーニングを導入

学生が参加したくなる「学生が主役」の授業を実施

大阪成蹊大学で行われる授業は全て、アクティブラーニング(能動的な学修方法)を取り入れた「アクティブラーニング型授業」です。
学生たちは常に見る?考える?書く?話す?発表するなどの活動を通じて、主体的かつ能動的に学ぶことができます。
学生が主役となる授業は、学生の知的好奇心、モチベーションを刺激します。
また、自分自身の成長を強く実感することにもつながります。

写真

2.産官学連携を通じたPBL授業で学ぶ

企業や地域が提示する「現場」の課題に取り組む

本学では、専門分野の学びに沿ったアクティブラーニング型授業を実習?演習で実施しています。
提示された課題に対し、学生たちがチームでリサーチや議論を重ねて課題解決を行っていく実践型のPBL(Project-Based Learning:課題解決型学習)授業を積極的に展開しています。

企業や地域との連携を通じた「産官学連携PBL授業」では、専門分野の現場を実際に体験しながら学ぶことができます。専門知識の活用の仕方を身につけることはもちろん、各分野で働くことへの具体的なイメージを持つことにも繋がります。

現場でのアクティブラーニング「産官学連携 PBL授業」

  • 写真

    Active Learning

    1

    経営学部 経営学科 食ビジネスコース

    商品開発プロジェクト

    大阪府、株式会社ローソンとの産官学連携プロジェクトで、学生が大阪産(もん)野菜の大阪こまつなをもっと多くの方に知っていただくきっかけにしたいと考え、ユニークな「おにぎり」と「スイーツ」を共同開発しました。これまでに食ビジネスコースでは10アイテムを超える商品化に成功しています。

  • 写真

    Active Learning

    2

    芸術学部 三升体育平台 ビジュアルデザインコース

    JR大阪環状線プロジェクト

    西日本旅客鉄道株式会社との連携を通じ、JR大阪環状線の桃谷駅のリニューアルプロジェクトに携わりました。桃谷駅の工事用仮囲いを活用した「桃谷の魅力を伝える」ポスター企画を提案し、採用された3グループのポスターは、「桃谷アートミュージアム」として駅に掲出されました。街のみなさんにもご好評いただき、地域の活性化に貢献しました。

  • 写真

    Active Learning

    3

    教育学部 教育学科

    教育インターンシップ

    3年次の教育実習に向けて、2年次には教育インターンシップとして実際に学校?幼稚園で教員の仕事を体験。子どもと実際に触れ合う中で、教育現場で求められる実践力を伸ばします。その体験をもとに、学内授業では、ディスカッションを通じて自ら課題を見つけ、解決方法を考えて、プレゼンテーションやレポートで表現します。

3.講義形式の授業もアクティブラーニング

多人数の一斉講義でも学生が主役となって能動的に学べる

本学では、実技?実習授業だけにとどまらず、教室で行われる講義形式の授業においても、積極的にアクティブラーニングを実践しています。
たとえ多人数に対して一斉に講義を行う場合でも、「学生が一方向的に先生の講義を聴く」のではなく、学生が主体的に参加できる双方向性を重視しています。
学生はグループやペアでのワークシートの作成やディスカッション、プレゼンテーションを通じ、授業で与えられる課題に対して意見を出し合って考えます。
「どのように考え、どのように理解するのか」、そのプロセスを共有し可視化することで、考え抜く力を鍛えることができます。

写真写真