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OSAKA SEIKEI TOPICS
2025.11.07
お知らせ
経営学部,スポーツマネジメント学科
2025年11月5日(水)、経営学部 スポーツマネジメント学科の「成蹊基礎演習2」の授業で、本学科の卒業生でもある株式会社ゴーセンの菊川 竜生氏および株式会社JTBの永井 葉氏を講師にお招きし、特別講義を実施しました。
経営学部では、大学での学びの基礎となる「協働とコミュニケーション」の作法について学ぶことを目的とし、初年次教育として「成蹊基礎演習」の授業を開講しています。後期の授業である「成蹊基礎演習2」では、前期で学んだ「協働学修の作法」や「自己理解?他者理解」についてグループワーク形式で実践し、知識を深めるとともに、ソーシャルタッチポイントとして学外講師をお招きし、多様なキャリアや人生について学ぶことで、自己の教育への思いを育て、将来のビジョンを明確にすることを目指しています。
今回は、ラケットスポーツ用品メーカーとして国内外で幅広いブランド展開を行う株式会社ゴーセンより菊川 竜生氏、そして旅行業を中心にスポーツ、地域振興など多様な分野で事業を展開する株式会社JTBより永井 葉氏をお迎えしました。両氏からは、それぞれの企業の事業内容やスポーツビジネスにおける役割に加え、社会人としてのキャリア形成や大学生活で意識しておくべき視点などについてお話しいただきました。


講義では、企業の具体的な取り組み事例を交えながら、スポーツを通じて人と社会をつなぐ仕事の意義や、顧客に新しい価値を提供するための工夫などが紹介されました。学生たちは、実際の現場で求められるスキルや考え方に触れ、熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。


【両氏から学生へのメッセージ】
菊川氏(株式会社ゴーセン)より
「大学時代はとにかく多くのことに触れ、遊びの中から見聞を広げてほしいと思います。社会に出ると、幅広い経験や人とのつながりが必ず自分の財産になります。就職活動では“尖った個性”を持つ人がチャンスを掴みます。自分にしかない視点や強みを磨くことを意識して、日々を過ごしてほしいです。」
永井氏(株式会社JTB)より
「自分の“好き”をとことん突き詰めることが大切です。好きなことを深く追求することで、その分野に対する知識や情熱が自然と身につき、それが将来の強みになります。大学生活は、自分の興味を自由に試せる貴重な時間です。恐れずに挑戦し、自分らしい道を見つけてください。」
今回の特別講義は、スポーツビジネスの第一線で活躍するお二人から直接学ぶ貴重な機会となり、学生たちが将来のキャリアを考える大きな刺激となりました。