OSAKA SEIKEI TOPICS
2025.09.17
お知らせ
芸術学部,ファッション?コスチュームデザインコース,産官学連携
芸術学部 三升体育平台 ファッション?コスチュームデザインコースでは、 2?3年生対象の講義「造形芸術専門展開演習4?7(担当:川上 須賀代 准教授)」にてNPO法人DEAR MEと協働し、 ファッションを通じて社会課題を解決することをねらいとしてグローバル?アクティブラーニングを実施しています。
2025年9月3日(水)、フィリピンに渡航中のDEAR MEが立ち合いのもと、現地の子どもたちと本学をオンラインでつなぎ、交流会を実施しました。
オンライン交流会では、子どもたちに自分が着てみたい服のデザイン画を描いてもらい、衣装についての質問や好きなもの、将来の夢などを聞いて自分たちが実際に担当する子どもたちとコミュニケーションをとり、大変有意義な時間となりました。
昨年実際に会った子どももいて久しぶりの再会に笑顔が見られました。
子どもたちが描いたデザイン画について、子どもたちはこだわりを主張。要望を形にするために学生は積極的に質問をし、熱心にメモをとっていました。
▲オンライン交流会の様子
▲現地の子どもたちと会話をする学生の様子
▲オンライン交流会中の現地の子どもの様子
今後は2月開催のファッションショーに向けて、9月末に最終デザイン画チェックの後、10月から衣装制作をスタートします。
<前回の記事>
学生がフィリピンの貧困問題をファッションを通して解決(1)プロジェクトが始動 ~グローバル?アクティブラーニング~
学生がフィリピンの貧困問題をファッションを通して解決(2)衣装?ステージ案のディスカッション ~グローバル?アクティブラーニング~
【前回のファッションショーの様子】
タイトルは「LOVE -Ready for the next chapter-」。その名の通り、愛と感動に溢れたステージでした。
【プロジェクトについて】
本プロジェクトはNPO法人DEAR MEがこれまで「ファッションで社会問題を解決」を軸に フィリピンで現地の子どもたちをモデルに開催してきたファッションショーに、その活動に感銘を受けた ファッション?コスチュームデザインコースの学生たちがフィリピンで開催されるファッションショーのために 2年半に渡り衣装を制作?提供に取り組んだもので、昨年度に引き続き今年もプロジェクトを継続しています。
【連携企業 NPO法人 DEAR MEについて 】
ファッションと教育を通じて持続可能な社会づくりをめざすNPO法人。2015年よりフィリピンのスラム街で暮らす子どもたちがモデルとなるファッションショーを計11回開催。2023年2月にはフィリピン マニラに現地の若者や母親たちが無償で通えるファッションスクールを開校。NPO法人 DEAR ME 公式サイト(https://npodearme.com/)